実在のオタクはテレビみたいに「萌え〜!」なんて口に出して言わない
書くけどね(笑)
言ってみれば文語体。
「〜にてござ候」みたいなものでござる。
http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2006/04/post_be5a.html
口に出して言うときは「○○(キャラクター名)は萌えるよね」的なの使い方が多いかな。
「(*´Д`)ハァハァ」はどうだろう?
…流石にこれを発音するのは気恥ずかしいから、やっぱりこれを口に出して言う人は滅多に居ないか。
これも文語文として「○○(*´Д`)ハァハァ」的に使うけど、萌えに比べて性的なニュアンスが強くなってる。
…と、言ってはみたものの「萌え」に性的意味合いが含まれるのかそうでないのかは、実はいまだによく解らない
この言葉を知った時はそういうニュアンスは無いと理解していたのだけれども、そういう方向で使用される事も少なくないのでそういうものなのかなー…と。
オタク用語って明確な定義がなされないままに広まっていくので、人によって意味の感じ方って違うのでしょうね。
A「キュアブラックって萌えるよな」B「萌えるね」
なんて会話をしててもAとBがキュアブラックに対して同じ感情を抱いているとは限らないわけだ。
もっともこれはオタク用語だから、というよりも定義が曖昧なまま広がってしまう流行語としての宿命ではないかと思います。
かつて「おたく族」と言う言葉は「取り返しの付かないほどの駄目人間」という様な意味合いを含んでいたと思いますが、「オタッキー」なんて言い回しが流行りだしたあたりからの「オタク」という言葉は、限りなく軽い意味で使われはじめました。
おたく、が「アニメとか漫画とか無いと生きていけない!」的な意味だったのに対して
オタクは「大人だけど好きな子供番組がある」くらいになっている。
…まぁ、そっち方面に興味のない人から見たらおたくだろうがオタクだろうが等しくキモいんだけどね(笑)
しかし「おたく」が今でいうアイドルヲタがアニヲタを嘲笑するために編み出した言葉だってのは今となっては笑い話にもならない。
「あいつらは世間の底辺だ!」
とアイドルの追っかけがアニメおたくを攻撃せずに居られなかった、というのは実は自らが世間的に見て底辺に居ることを強く意識していることの裏返しで、自分より下のカーストを創らずには居られなかったんだろうな。
こういったオタク同士の内ゲバは現在まで脈々と受け継がれていますが、多分外側から見たら同じオタク同士なんだから仲良くすればいいのに、としか映らないだろう。