柿崎くんって…
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/05/26
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問題の一端は見えた気がする。
初年度の序盤のミーハーなファンっぽさもあって、リアルタイムの視聴ではこの頃の歌ちゃんの柊さまへの思いって
イマイチ真剣味を感じていなかったんだけど、最終回まで観た今見直すと歌ちゃんが全然違って見えて味わい深いです。
そんな中で「小暮は人を好きになった事がないから…」なんて意中の子に言い放たれるというひどい目に遭わされながらも
やるときゃ紳士な態度で歌ちゃんを身を挺して守ってる駆くんが泣かす(笑)あ、わらっちゃったw
そして、出始めは偉そうだったダーちゃん(笑)とダークパワーの妖しい魅力に突き動かされる柊さま…
と主だった登場人物が結構それぞれに一所懸命なんですが…
くるくるシャッフルでは空気、愚痴、コスプレ芸人、の位置に甘んじていてメインの登場人物が動かないもんだからそりゃ
魅力も半減するんじゃないの?
誰もが2年目開始当初の位置から前に進もうという「夢」―マイメロの建前的なwテーマであるところの―へ向けての前進を見せた事が…あまりない。
上に挙げた三者の思いが交錯したり、すれ違ったり、ってエピソードが京都の人力車のあたり位しか思い浮かばないのですわ。
まあ、マイメロのやる気無さは当初からそれが売り(笑)なのでいいですけど
あとね、夢の扉が開くシーンのビジュアル的、音楽的インパクトはやっぱり初年度の方が圧倒的に説得力あるんですわ。俺も随分裸バイオリンと揶揄した物ですが(笑)
とは言え、ここ1,2ヶ月はかなりくるくるシャッフルも爆発的な面白さの回が増えてますし、夢の扉シーンも
リニューアルしたし、ダーちゃんも復帰してきて出し惜しみしていた部分もこれからどんどん展開していくのでしょう、
これからの展開、楽しみにしています。
愛すべき馬鹿が陰険人間になりそうなのは少し残念なんだけど。
柿崎君の件ですが、彼の印象が薄かったのは彼の回は悪夢魔法が暴走して、そこら中で繰り広げられる
場外乱闘(歌ちゃんを倒してマイメロを独占したい白山君、美紀ちゃんとのポエム勝負に勝ちたいピアノちゃんなど)
の方が面白かったからでした。
でもあの脱力オチと、どうこう言って恵一なしの人生が物足りない逆襲回での復帰は面白かったです。
あと、この巻は「楽しい日記にしたくて始めた」クロミノート誕生秘話のマイメロの黒さがたまらんw
今のクロミノートって大概逆恨みだがこのころはマイメロの黒さが迸る内容が結構あったよなぁ