大人じゃないっ オトナですぅ♪

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オトナアニメVOL.2 (洋泉社MOOK)

オトナアニメVOL.2 (洋泉社MOOK)

今更ですがオトナアニメ2号の感想でも

俺的に一番気になったのがマイメロの紹介記事ですが、なんかこれを読んで観てみたくなる人居るのかな?

という感じでした。

確かにカラーでページ数多くて、その点だけで担当者の思い入れが深いのは

伝わるんですが…内容は…どうも本編の多量の猛毒分を含む面白さを伝え切れて居ないんじゃないかなぁ、と。

例えばマリーランドの住民の人物(?)紹介を見開きでやってるのに王様が居ないとか―

人間キャラの紹介に至っては5人しか居ないのよ、潤君はともかく(笑)大人にこの番組の魅力を伝える上で美紀ちゃんが居ないというのはぶっちゃけありえない。

もっともくるくるシャッフル編が去年並かそれ以上の面白さになってきたのは、ここにあらすじが載っている所からちょっと後の事だし、これだったら昨年度の夢の扉を開かれちゃった人達を何人かピックアップして解説した方が面白くなったんじゃないかなぁ…と思うのですが

まぁうちの過去ログ見直してみると、18話なんかとても喜んで観てたみたいなんですが、この記事のより抜き紹介ではスルーされてたりして、単にこの記事の担当者と趣味が合わないだけなのかもしれませんが。



面白かった記事は、桜蘭高校ホスト部の紹介記事。

面白そうな番組だな、とは思ったものの実際に観たり、原作を買ったりはしてませんが(笑)



時をかける少女の特集記事では氷川竜介の長文評論が面白かった。

彼の見方を強要するようなところはあるが、まあ読者は大人だから大丈夫だろう(笑)

俺はあのアニメ主人公がのび太で面白かった、と思っただけなんですが



とは言え

この映画を語る行為は、(略)「論者各自の思春期に対する価値観を語る」ことになる

なんて呪いがかけられてたりして上手いなぁ。

その論で行くとどうも俺は恋愛をした経験がないということになりそうで甚だ都合が悪いので、そんな事ないだろう、と言っておく(笑)



あと、ヤマト再放送運動をやってたり、ヤマト好きが高じて雑誌にガンダムの悪口を投稿してたりしてた唐沢俊一がもう大人なんだから難しい事言って格好付けてアニメ観なくてもいいじゃない、的な流れでバラタックについて語ってたりして味わい深い。

というかバラタックってどんなアニメなんだ?



やっぱり難しい用語とか使って格好良く(笑)アニメについて語って居るうちは大人というよりは”オトナ”なのだな

「子供扱いすんなよー!」的な。

なんだ、この本結局アニメディアの読者と同年齢層がターゲットなんじゃないか



で、そのバラタックの記事は”スパロボに決して登場しそうにない嫌な感じのロボットアニメ”特集のひとつなんですが、他に大きく取り上げられてるのがゴールドライタンマシンロボぶっちぎりバトルハッカーズだってのがすげえ(笑)

ライターロボせいぞろい!…カッコわるぅーw



バトルハッカーズも人間キャラの紹介なんかどうでもいいからガクランダーやヤーサンドの人物紹介をするべきだと思う(笑)