ぬんちゃかー!

S☆S映画から一週間遅れでようやくデジモンTHE MOVIEのDVDが発売!

ついに映画館では叶わなかった、繋がってるウインナーで一杯やりながら

観るという夢が実現する日が来ました(笑)



S☆Sと同時上映だった本作ですが、ぶっちゃけこっちの方が好きかもしれん。

尺が20分しか無いせいで、いきなり全ての人類が悪のデジモンに眠らされた

世界の廃墟から始まり、謎の美少女型デジモン・リズムの謎も謎のまま終わってしまうすっとばしぶり*1ですが、

暗めの世界設定とは逆にコミカルな味付けの、ハイクオリティな格闘バトルシーンが

見所なので全然問題ないのです。

ちょっと待て、ララモンってこんなに強かったのか?(笑)

下手するとサンフラウモンより役に立つぞ。

場所が中華街だからカンフー映画風なのか、カンフー映画のアクションを参考にしたから

舞台を中華街にしたのか。



で、ラストバトルへの突入は、やっぱりちっとも常人には理解できない番長理論で

アルゴモンの呪縛を破り、馬鹿でかいデジモン相手にゲンコツでダウンを奪う兄貴の

デジソウルチャージでのアグモン進化!



また、アグモンとリズムというものすごい取り合わせでほんのりラブいのも面白いところ。

アクション一辺倒かと思うと、冒頭の全てを失ったアグモンの心情を雄弁に物語る雨の廃墟シーンが

味わい深いのだわ。アグモン、背中で語ってます。

あれでグッと作品世界に引き込まれますね。

とは言え、本編20分で2千円って結構高いよね。

まぁアニメのDVDは大体高いが。



同時上映だったちくぱつはですねえ…折角の劇場版クオリティの良く動く格闘バトルが、

あっさり敵にやられてしまうばかりで、ラストに必殺光線で逆転、という展開が

なんかなぁ…ストレス溜まるわ。

この辺の不満は本編48話の超格闘という思いもよらなかった形で解消されましたが。



とはいえ劇場版クオリティで観る百合キュアのいちゃつき具合は雪空以上!

冒頭から大遅刻で一時間分以上遅れて待ち合わせ場所にやって来て

何で待ち合わせ場所に居ないのか、とか逆ギレする咲。

ずっとそんな調子で我が儘放題…で、ツッコミ待ちな様にも見えます。

要するに舞に甘えているんですな。



流石に舞もお前つき合ってるからって言って調子に乗るんじゃねえ!

と半ギレ状態になっちゃう訳です。半なのがいかにも女の子ちゃんって感じで

可愛くて、そしてやっかいな部分なんですが。

そんなこんなでどうにもギクシャクした状態での変身、敗北を通り越して

仲直りするわけですが、この背中合わせで愛をささやき合う2度目の変身シーンの

いちゃつき具合がもうファンの間ではもっぱら語りぐさな訳です。

ごちそうさま。

*1:なにやら「弱っちい」ことに対するコンプレックスを抱えていたり、アルゴモンとの浅からぬ因縁を感じさせたりするセリフがある。