ウインブルドンの決勝は熱戦だったね!

見てないが(笑)
 
さて、例によって「びっくりするほど発行部数が少ない」という作者の煽りを真に受けて燃えるVの文庫版を買ってきたよ。

燃えるV 1 (MF文庫 9-16)

燃えるV 1 (MF文庫 9-16)

燃えるV2 (MF文庫 10-1)

燃えるV2 (MF文庫 10-1)

燃えるV3 (MF文庫 10-2)

燃えるV3 (MF文庫 10-2)

一巻が出たのが12月頃で、今頃になって続きが出た、って事は…やっぱびっくりするほど売れなかったんだろうなぁ。
  
この作品は島本的にすごく納得のいかなかった作品らしく、なんか吼えペンの中で、炎尾燃が全然テニスをやってないテニス漫画について「恥ずかしくて読み返せない」とかのたうち回る場面とかありますが、ニンジャマンに比べれば全然オッケーっすよ(笑)
というか俺はこの作品で島本和彦ファンになったんで結構思い入れがあるのだ。
 
テニス漫画なのにKO勝ちしてる試合が多いよな(笑)アメリカ編なんかVほとんど悪役の戦法だし…

で、文庫版は色々と修正を入れてみたけど全然面白くならなかった(本人談)サンデーコミック版と違い、連載版をそのまま単行本にした、というふれこみでしたが、2巻、3巻はそんなに変わって無いような。(登場人物紹介の散髪に失敗した島本ははじめて見たし、冒頭と同じくラストの「キャー!素敵じゃない?」が無くなってる辺りは分かったよ)
 
1巻の真澄嬢とラブが芽生えそうで芽生えないあたりがサンデーコミックではごっそり抜け落ちてるな、って印象ですが、この辺は今も全然色恋とか作品に絡んで来ない漫画ばっかり描いてますし…完成度とかお構いなしにそういうの描くこと自体が照れくさいんでしょうな…
 
ていうかこのころの絵が下手だ下手だって言ってるけど、今現在の絵が(略)
  
と言うことでやっぱり今でも俺は狭間武偉が大好きです。
あとがきでとつげきウルフについてもネガティブな発言が飛び出してたが、アイダ恭介の中学編も結構好きなんだぜ。てかキツイ感じの女性キャラを好きになったのって美咲ちゃんが最初な気がするよ。ラストはそんなんねえわ、と思うが。
 
…なんて言いながらはてなハイクで炎転っぽいのを描く(笑)