新世紀エヴァンゲリオン一挙放送

＜これまでのあらすじ＞
放送当時テレ東系が写らない地域に住んでいたので、実際に作品を全部見る頃には「おめでとう」とかワンフェスはプラグスーツばっかとかそういう情報の方を先行して聞いていたし実際に最終回みてもなんだこれ、ゲラゲラ、という感じで見てました。
後年ライオン丸Gの最終回でムカッ腹を立てましたので、リアルタイムで毎週次回を楽しみに見ていたら多分怒ってたろうとは思うのですが、それにしたって、その後のオタクシーンを見るとそんな仕掛けも乗り越えて単なる萌えアイテムとして消費されて行ったというのは…まあオタクにはよくあること、ではありますな。

まあそんなこんなでね、久しぶりに観るんだけど…
＜新世紀エヴァンゲリオン＞　
全然放送日が連続して無くて何が一挙か分からない上に、コメディアンがなんか言ってる映像のせいでその日の放映の２話目以降はOPがカットされる件
　
http://www.ntv.co.jp/pre/evangelion/
　
まあ、何はともあれやっぱりテレビ版の第一話はすごい。
怪獣が出てくるシーンの音楽とか、発進シーンの多重シャッターがガシンガシン開いていって猛スピードで地上に発進していくサンダーバードっぷりとか、オタクが見ていて気持ちいい映像作りが上手すぎる。
　　
まあ他にもガンダムとか帰ってきたウルトラマンとかイデオンとか色々あるけれどそんなことは知らなくても楽しめるだけの作品にはなっている。というかイデオンは俺も観てないんだ。
２話に入ると初号期沈黙シーンで戦闘シーンがぶつ切りにされてちょっとスカされるんだけど、これが暴走シーンの衝撃を効果的に見せるための緩急なのか、ラストのアレへつながるアニヲタへの悪意なのかは今になっても判断がつかない…というか漫画版の一巻を先に読んでたからはじめて見たときも「かったるい展開だな」とは思ったけど、やっぱりこの暴走シーンの躍動感はすごいよ。