アイガー北壁
<これまでのあらすじ>
NHKのラジオドラマで昔聴いた「北壁の死闘」はエキサイティングで面白かったんだけど、原作はなんか登山用語のイメージがわからんわ、標高はフィート表記だわであまりすらすら読めなかった覚えがあるなぁ。
- 作者: ボブ・ラングレー,海津正彦
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1987/12
- メディア: 文庫
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<アイガー北壁>
というわけでアイガー北壁のクライミングには思い出があるので新宿で見てきた。
第二次世界大戦前の登山の技術や用具では危険極まりない前人未踏のコースでのクライミングに挑むクライマーたちを実話を元に描く作品。
主人公のトニー・クルツとアンディ・ヒンターシュトイサーは前述の北壁の死闘で主人公エーリッヒ・シュペングラーに拭いようもないトラウマを植え付けた張本人、なのですが、上映中はそんなことを考えている暇もないド迫力に圧倒されます。
日本やハリウッドで作ったらバリバリCGを使うことになりそうなシーンもロケで撮影してる映像の臨場感ったらありませんぜ。これがドイツ映画流なのか特殊な例なのかわかりませんがすげえよ。
なんというか山のぼるだけの映画なんですが、エキサイティングでした。
ヒロインがなんとも華のない女優なんですが、たまに妙に艶めいた表情をみせるんでドキドキしたよ(笑)