サンライズフェスティバル2011夏嵐 勇者特急編 勇者警察編

 今年もテアトル新宿のレイトショーで連日サンライズのアニメシリーズを毎日垂れ流す企画が行われているので15日の勇者特急マイトガインと16日の勇者警察ジェイデッカーを観てきた。
サンライズフェスティバル2014 湧昇|サンライズフェスティバル公式サイト
 もう近くに住んでたら毎日でも観に行きたい感じだが、なかなかそうも、ねえ。
 
マイトガインの方のラインナップは
 
11話 紅の翼!飛龍登場
29話 勇者の休日
31話 友情の合体バトル
47話 嵐を呼ぶ最終回 (最終回)
 
 それぞれエースのジョー、吉永サリー、浜田くんにスポットの当たったエピソードでなかなかの良セレクト。
 結構嫌な後味を残す最終回は…しかし衝撃の設定を舞人は全然意に介さないし、エグゼブの謎の辞世「だからドリルは取れと言ったのだ」の可笑しさにかき消される感じだ。
しかし久しぶりに観ると飛龍初登場回のジョーの過剰な格好つけっぷりは一回りして滑稽ですらある。好きだけどね(笑)
 29話は割とすれ違いがちなサリーと舞人がいちゃつく珍しい回(笑)あんまり感慨は無いが、その裏でカトリーヌ・ビトンと割と呑気なバトルを繰り広げてる勇者特急隊のみなさんが可笑しい。戦ってるうちに日が暮れてきてましたけどバトルボンバーとガードダイバー何時間氷漬けになってるんだよ。
 エンドクレジットには馬越嘉彦の名前も有ったけどこの頃はまだそんなとんがった動画は描いてませんよね。ぶっちゃけどこ描いているのかわからなかった。
 31話、唐突に漫画家を目指し漫画の事で頭がいっぱいになってる浜田君の描写が可笑しい。漫画描いてるとインク以外にもほわいとで爪が汚れたり、服にスクリーントーンがこびりついたりするよね…ってのは今となってはアムロの父が製図板に鉛筆で図面引いてるのと同じ違和感が産まれてきたけど。
 とは言えクライマックスに舞人と二人でグレートマイトガインを合体させる浜田君の熱血描写がじつにいい。
 
ジェイデッカー
 
1話 ロボット刑事登場
17話 邪神インティ
31話 姿なき犯罪者
33話 小さな勇者
 
第一話でいきなりデッカードと永遠の別れを覚悟させられる勇太の姿とその後の再会は何度見ても泣かされる。
マイトガインでは割と少年とロボットの友情、という要素は薄くなっちゃってたんだけどジェイデッガーでのこの要素はギトギトに濃くって実に勇者ロボって感じだ。
 
17話もその方向性で、訳の分からない邪神像と戦うあたりはともかく、その邪神に欲望を増幅された事がショックで心を閉ざすマクレーンとせいあさんのやりとりが熱い。てかロボに対するアプローチが妙にエロいぞ、せいあさん(笑)
 
31話は…勇太の女装が観たかっただけだろ、これ選んだ人!(笑)
 
等と言ってると33話は演出、絵コンテがワタナベシンイチのコメディ回。
場内爆笑の渦に包まれました。実に馬鹿馬鹿しくて良かった。
これでいいのか?と思わなくもないが、連続エピソードから解決編だけ持ってくるよりはすっきりしたセレクションかも。
 
まあ今バンダイチャンネルは月額千円で見放題なので、見るだけだったら実は自宅で見ればいいじゃん、という話なんですけど20年近く前の番組を見てた人たちが集まって一緒に観る、というのはなんとも言えない感覚がありました。
アニメ・特撮見放題サービス|アニメ・動画配信 / バンダイチャンネル
あ、そうそう、バンダイチャンネルと言えば前述のジェイデッガーの一話は配信無料なので興味ある人は見るといいよ
http://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=2758
 
来年が有ったらバトスピシリーズ三連発とかやって欲しいな。今年はクラッシュギアやるみたいだけど特に思い入れは無い