キャシャーン Sins

14話のバトル描写が熱かった。
話の内容的にも、ここに来てようやく世界を守りたいというヒーローらしい宣言をしてくれて盛り上がって来た感じ。先週も暴走して危うくリンゴ殺しそうだったが。
でも実は殺されたのはキャシャーンの方で、今旅してるキャシャーンの正体はルナ、とかのオチでも驚きはしないよ。 
 
さて、俺は実はあんまりアニメの超速度バトルって奴が好きじゃない。
理由はちっとも戦ってるように見えない事が多いから。なんか攻撃が軽く見えてしまうことが多いんだ。
 
ところが今回のキャシャーンのバトルは割と単純な方法ながら超スピードでしかも重い攻撃がバシバシ決まってる感じがして良かった。
たとえば目にも止まらぬスピードで移動しながら戦ってるらしい、というシーンがあったのだけれど、動画としてはスピード戦が四方八方に横切りると、背景の所々で土煙が上がるだけなんですが、これにいかにも重そうな打撃音が加わって、画面全体がぐらぐら揺れると途端に鋼の肉体を持つ男達が飛び回りながら殴り合ってるシーンに化ける訳です。
 
投げのシーンなんかは枚数使ってるんですけど、打撃系のシーンはもう2コマ、3コマとかのアニメ*1をタイミングと画面効果で超スピード攻撃として認識させちゃうとてもいい目の錯覚。前述の通り音も重要なファクター。
これは、すごいですよ! 
 
だが、デュオが出てくるとフレンダーが完全に外屋扱いになるのがちょっと不満だ。そろそろ無茶な変身をやって貰いたいところ(笑)

*1:人物が。土煙はもくもく吹き上がる