よみランド

<これまでのあらすじ>
この間は客いじりコーナーがいつも同じパターン、と書きましたが今回は…
あとケバブの屋台もその後営業してるのを見ないので単なる在庫処理営業だったのかも(笑)
 
よみうりランド 仮面ライダーディケイドショー>
2009.07.05 「仮面ライダー剣登場!」
 

ディエンドカラーでまとめたファッションがおしゃれな司会のおねいさんの「仮面ライダー」の呼びかけで『ディケイドー!』と会場のおともだちが呼びかけるが、ファンガイアが現れるいつものパターンで幕開け。
「なんて事を!仮面ライダーなんて口にしただけでどんな目にあわされるか」
「そんな、だいたいあなた誰なんですか?」
「申し遅れました、私、仮面ライダーと戦う皆様にライダーを倒す様々な商品をご紹介させて頂いております。」

「ライダーを倒す!?」
「当たり前でしょう、ライダーは我々の敵なんですから。
 とは言えしっかり売らないと、今度はこっちの首があぶないんです。」
「なに言ってるんです、ライダーが敵なんてそんなはずないでしょう(そうか?w)
 こうなったらもう一度仮面ライダーを呼ぶよ、せーの」『仮面ライダー!』
「ああまた!」

仮面ライダーだと!?」
2度もライダーを呼んだのにまた怪人が出てくるのは珍しいパターン。
たまらず逃げ出す司会のおねいさん。
「気にしないでください」
「たく…ところで、今回は面白い物をもってきたんだろうな?」
「今回ご紹介するのはアンデッドが封印されたカード、それも上級に限りなく近いカテゴリー10のカードでございます!」
妙にジャパネット的な訛りになるセールスマンファンガイア(笑)
「カテゴリー10のカード!よし、それ貰った。」
「その前にお支払い頂かないと…当社は前金制なもので…」
「ふン…分かってるよ。ほら」

「確かに!それでは、ハート、ダイヤ、クラブの10でございます。」
「おい、スペードの10が無いじゃないか!」
「あ…残念ながら、今は私どもの手元にはございません。」
「4枚揃わなきゃ意味がないだろう!
 いいか、封印されたアンデッドのライフエナジーを4体分吸えばライダー以上の力が
 手にはいるって言われてるんだ。
 4枚のカード、フォーカードでライダーを倒せるんだよ!」 
「そうは行かない、変身!」「ガブっ!」

「キバ!」
「商売の邪魔はさせません!」
客席の後ろから客席のど真ん中を走り抜けて仮面ライダーキバ登場!
毎回出てくるのでなんとなくシナリオ上は空気になりがちなんですが、その分アクションに華があります。


「お前達がライダーを倒すなんて…」「10年早いよ!」
「そうか!10のカードだ!」
「おい、それは俺が買った…」
「後で返しますから…」
「何をする気だ?」
「クラブの10は解放(リモート)のカードです。これをラウズして…
 私、改造実験隊なんです。私の中に何体か封印されてましてね…はぁっ!」


「なにっ!」「増えた!」


「ライダーは社会の敵!」
「消えろー!」
この辺のセリフから、テレビ本編のブレイド編というよりはミッシング・エース編がベースになっている事が伺えます。
多勢に無勢でどうにも旗色の悪いキバ。会場のおともだちの「がんばれー!」の声援も虚しくステージから蹴落とされてしまう。
だがファンガイアたちも響き渡る銃声と共に吹っ飛んだ!

仮面ライダーが社会の敵とはどういうことだ?」
ディケイドがキバを助けにやって来てくれたぞ!

「ディケイド!」「悪魔」
「またそれか」
「ライダーで、その上悪魔と来たら社会の敵以外の何者でもありません。」
「確かにそうだ」
…と同意したのはディケイドに続いて登場したディエンド
「お尋ね者!」
「お尋ね者のライダーか…確かに社会の敵だな」
「士、君には言われたくない。それにしても…お尋ね者とは…僕も尋ねたいことがある。」

などと漫才を見せながらも、珍しくディケイドとディエンドが最初から力を合わせて戦ったぞ。



頼もしい援軍にキバも再び立ち上がり、力を合わせてファンガイアを追いつめる。
「このままやられてたまるか…おい!」
「はあい」
「ハートの10、ムカデのアンデッドの力が封印されています」
「アンデッドの力をいただくぜ!」
ラウズカードに直接噛みついてそのライフエナジーを吸収してパワーアップする“双子のペテン師が夢見る、誠実と憂鬱”(名前)
「やっぱアンデッドのライフエナジーは凄いぜ!」

「奴の攻撃が変わった!」
「痺れる…」
「これは…ムカデの毒だ!」
毒を帯びた攻撃を受け、ライダー達は体がしびれて動けない!

「アンデッドの力を身につけましたね」
「今度こそ息の根を止めてやる!」
「そうはさせない!」(ターンナップ)
ブレイドの変身音でファンガイアたちが吹っ飛ぶのですが、そういえばブレイドの変身シーンって巨大カードビームで敵を吹っ飛ばしながら、っての多かったね。懐かしいな。
「またですかぁ?」「今度は誰だ!?」
「みんな、右の階段の上を見て!」

ブレイド!」
お馴染みの階段での場外乱闘を繰り広げながら仮面ライダーブレイド登場!
この日のお客さんはノリが良くて、場外バトルに凄い歓声が上がっていたぞ。
「ラウズカードでなにやってんだ!」
「何って営業ですよ、営業。売れる物は何でも売って成績挙げないと生き残れませんからね」
「せっかく封印してあるのに!」
「封印されるのはお前達、仮面ライダーの方だ。厳しい世の中、何人のライダーが生き残れるか…」
「ビジネスもバトルもサバイバルゲームって訳か」
士さん、あんまりライダーがビジネスとかフォームチェンジとかに触れると生々しいです。



なんか援軍に勇気づけられていつの間にかステージ上のライダーの痺れも治ってる(笑)


さて、ライダー達は必殺技の体勢に入りますが…
「こっちもハートの10でもっと力を!」
ラウズカードの力で武器を出したファンガイアたちはライダーの決め技をガードしてはじき返す。
横に長いから切ったけどディエンドも居ます。

「何っ!?」

「くそう、こうなったらキングフォームだ!」

「お!あれはスペードの10!」「よーし、ダイヤの10で…」(チート)

あらかじめ仕込んであったテグスでラウズカードの力でブレイドのカードを奪うファンガイア
「ダイヤの10は、盗みのカードです」
「これでカードが4枚揃った!
 エリア管理委員会の次官にでもしてもらうか、ふははははは!」
勝ち誇って去っていくファンガイア。
「待て!」「カードを返せ!」
  
「カテゴリー10のカードが全部盗られた…」
「ここは…僕の世界…」
「海東の世界?」
「エリア管理委員会という組織がが社会の平和を守っている世界」
「社会の敵、仮面ライダーを」「抹殺することでね」
「そんな馬鹿な、BOARDで働くライダーはみんなクビ、給料ゼロで一体どうしたらいいんだ。」
すっかり職業仮面ライダーが板に付いてる剣崎さんですが…
「安心しろ、俺がなんとかしてやる」
「あんたが給料くれんのか?」
「そんな訳ないだろう、カードを取り戻してやるだけだ、ボーナスは頂くがな」
「ちょっと!」
 
「でもなんとかするったって…相手は10が4枚のフォーカード…」「かなり手強い手札だぜ」
「10だったらこの俺の方が上に決まってるだろう」
「ディケイドというのは10年間の意味…だけど、それだけで勝てるのかな…」
「あたり前だ、2倍や3倍どころじゃない、10倍の強さで勝ってやる」
「相変わらず…」「態度が…」
『でけいど』

 
「ところで会場のおともだちはちゃんと10まで数えられるかな?」
「もしみんなが10まで数えられたらそれも僕たちライダーの力になる」
…と言うわけで(どういうわけだ)司会のおねいさんと一緒にみんなで10まで数えたり、希望者十人による10までのカードの並べ替え遊びをしたりしたぞ。
希望者選抜の場面がそれはそれはカオスw


 
「素晴らしい!まさに完璧だ!士、君はどうだい?」
「確かに完璧だ。これならライダーのパワーは充満、充分戦える。
 仮面ライダーが敵なんて世界、俺が変えてやる…行くぞ!」
 
とライダーが退場すると入れ替わりにファンガイアが登場。

「ぷはぁ〜4枚分のアンデッドのライフエナジーで超満腹だ〜」
「あのぅ…4枚目のカードのお代をまだ頂いてないんですが…」
「うむ、さっきのライダー達を倒したら払ってやるよ」
「私どもは前金制とお伝えした…」
「安心しろって、今の俺には敵なんて居ない。
 あっという間にディケイドを倒し、エリア管理委員会の頂点、フォーティーンにでもフィフティーンにでも上り詰めてやるぜ。そしたらいくらでも払ってやる。
 それともお前、俺が勝てないとでも言うつもりか?」
酔っぱらいみたいな絡み方をするホースファンガイア。
「でも早く頂かないと会社から叱られる…」
「わかったよ、だったらライダーをおびき寄せろ」

ということで例によって客席を襲ってライダーをおびき出す事に。


「みんな、大きな声でディケイドを呼ぶよ!せーの」『ディケイドー!』
「ディケイド、ディエンド、ブレイド、キバ、おともだちを助けて!」
 
「やめろ!」


仮面ライダー勢揃い。
「待ってたぜ、ライダーども!」
「だまれ!子供たちを襲うなんて許さない!」
「黙るのはお前達ライダーだ」
「これだけのライダーを黙らせれば減らされたボーナスも元に戻ります!」
「戻るどころかアップ間違い無しだぜ」
 
「残念だがボーナスは…」「カット!」
ライダーとファンガイアの賞与を賭けて激しい戦いがスタートだ!な、なんかファンガイアもがんばれー(笑)

「奴ら、4枚分のカードの力を身につけ…」
「ボーナスもかかってるし、強くなってる!」
 
「本番はこれからだ。カテゴリー10、4枚の力知るがいい」
「まさにフォーカードで」
『フォー!』

なんかテンションの上がってきたファンガイアたちに押されるライダーたち


「ライダー達、がんばって!」「がんばれー!」
「子供たちの声が…そうだ、みんなさっき練習したみたいに1から10まで数えてみてくれ!」
だからなんで?(笑)
『1,2,3,4,5,6,7,8,9,10!』
「人間ども!力を貸すんじゃない!」
「みんなの声で、力が戻ってきた!」


組み伏せられていたライダーが武器をはねのけて復活、逆にファンガイアを踏みつけながら名乗りをあげる。これもちょっと珍しいパターン。
「勝負はこれからだ、行くぞ!へぁっ!」
タイマン格闘パートです。まずはブレイドとセールスマン
「お前達を倒して、ライダーとして会社を昇り詰める…ウェーイ!(上へ)」


(サンダー、スラッシュ、ライトニングスラッシュ)


「クラブの10は返して貰うぜ!」
 
続いてキバ登場
「ライダーは正義の戦士だ、いい加減目を覚ませ!」「ウェイクアーップ!」


「ダイヤの10は貰うよ」
 
「この世界は僕の世界だ、必ず取り戻す」
ディエンドは銃を振り回して格闘戦(笑)



敵の攻撃をかわしながら後ろ向きにステージを飛び降りて、銃撃だ。
「ハートの10、貰ってもいいかな。って尋ねるのは無駄か」
 
最後にディケイド登場
「テンカウント取ってやる」
「ふっ、10秒でカタをつけてやる。みんな10数えてくれ。」



「スペードの10は返すんだ。」
10秒間の激しい斬り合いの末、ディケイドの勝利。
「ライダー10年の正義のパワー分かったか」
「分かってたまるか、ファンガイアも」
「アンデッドも、そして人間もライダーを敵と見ています。」
「はたしてそうかな?みんな、大きな声で仮面ライダーって言ってくれ」
仮面ライダー!』
「まさか…子供たち…オンドゥルルラギッタンディスカー?」

いや、それちびっこには分からないネタだから(笑)
「貴様はなんなんだ?」
「俺は、通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ」 

再びステージに集まったライダー達の必殺技で戦闘員は一掃。
「だが、4枚分のアンデッドのライフエナジーを吸った俺はたおせない」
「なら最高の切り札を見せてやる。…ちょっと借りるぞ」(カメンライドゥ)
ブレイドから借用したブレイラウザーを持ってディケイドがブレイドに変身、そしてライダーキック!


「なんだ、これは」
「10が4枚にこの俺、ディケイドの10が加わってファイブカードだ!」
「ウソダドンドコドーン!」
 
仮面ライダーが敵だなんて…何かの間違いだ」
「間違いを犯したのは海東、お前だろう」
「そうかもしれないな…みんなに数を数えて貰ったり、応援して貰ったり、迷ってばかりだ」
「どうした、自分の世界だとやけに弱気だな」
「みんなと一緒に戦いましょう」

「頼っていいのかな?」
「尋ねてるんじゃない、このお尋ね者が。
 尋ねるまでもない。みんなの応援が俺たちの最高の切り札だ。
 俺たちは通りすがりじゃない。仲間なんだ!」