A

<これまでのあらすじ>
我ら同年同月同日に生まれず... - フレッシュプリキュア!チャレンジ宣言シート - はてなセリフ
世に言う桃園の誓いである。
 
<夢色パティシエール
初心者レベルの実力しか無かったのにいきなりAクラスに編入して実力者でイケメンのスイーツ王子(笑)とチームを組むいちごの主人公補正を責め立て、努力してるのに報われない境遇に絶望して自らは普通の学校への転校を考える悲劇のメガネっ子。これは新しい!
本人はやる気満々だったのにやる気のない他のメンバーに足を引っ張られるとか、あまつさえそのメンバーが萌えアニメのDVD-BOXの発売を心待ちにするキモヲタだとかスイーツ王子チームとの比較の落差が激しすぎる!
これはコック帽に画鋲とかよりもよっぽどこたえるよ、見てる方もいちごも。スポ根ものとグルメもののミックスパロディみたいなフリして思わぬ方向で風刺的!
 
しかしラストに萌えヲタ軍団もなんかやる気になってるのは、メガネっ娘がスイーツ王子直伝の色仕掛けでアニヲタ軍団を操縦した、という理解でよろしいか?
この辺は類型的…というよりまあ男なんてそんなもんだよな(笑)
 
メタルファイト ベイブレード43
どうにもなあキョウヤさんvsベンケイという噛ませ犬同士がぶつかり合うバトルとか見せられても視聴者盛り上がんねえよ(笑)
超えるべき目標であるキョウヤさんとの対戦の喜びに打ち震えるベンケイ…と書くとすごく熱血で盛り上がってる感じなんですが…誰がどう考えたってベンケイはキョウヤに負けるし、キョウヤは次でリュウガに負けるの確定だもんな…一応ベンケイも成長してるらしくて、キョウヤさんは嬉しそうにしてました。
 
一応ギンガも戦ったが、これまた以前勝った幻術使いとの対戦、と実にどうでもいいカード。
むしろ幻術に対抗する手段が我慢する、と以前よりグレードダウンしてるあたりが笑いどころか。
幻術使いの人が普通に驚いてたので一見真面目なシーンに見えるのが難点。もっとわかりやすくツッコミをいれてやるキャラが居て然るべき。
 
フレッシュプリキュア!最終回
振り返るとフレッシュは一貫してイース東せつなキュアパッションの物語だったな、と思います。その裏でラブやブッキーは人間として完成しちゃってて特に成長ドラマもなんも生まれませんでしたな。*1 *2
そんな中で明らかに中盤は心が鬼だったミキたんがやけに最終決戦ではサウラーやパッションに対して優しくなったあたりの変化が興味深い。多分に結果的にだが面白いキャラクターになったミキたんの主役回の少なさ、ってのは残念なところだったな。
 
もう少しラビリンスの人たちの葛藤なり、反撃なりを見たかった気もするが、それは三人組があの世界の意志の代表ってことかな。まああんまり深入りすると幼女向け番組の範疇を超える鬱展開にしかならないテーマだしな…
まあ最終決戦編は変身ヒロインのアニメを見て洗脳が解ける大きなお友達の群れ、とか吹き荒れるハートの中仏頂面する総統メビウス、とかものすごい絵面を食らわせながらも普通に熱血漫画として興奮させられる疾走感が素敵でした。
 
ラストのプリキュア・レインボーセラピーみたいなプリキュア・ラビングトゥルーハートプレッシュも爽やか!しかしシフォンって一体なんだったんだろうなぁ…教えて、アイスクリーム振り回してる長老!(笑)奴がこの世にある限りいつまた無限メモリーを悪用せんとする物が現れるか分からないのに続編は作られないんだぜ!?
ともあれ帰還したラブたちを迎える親御さんたちの優しい微笑が印象的。
家族っていいよな。

*1:ラブは発情した幼なじみをどうあしらうかという課題を抱えているが伝統的にそっち方面は脇に追いやられる

*2:ブッキーは序盤引っ込み思案やフェレット嫌いというウイークポイントがあったがあっさり克服しちゃう