「映画Yes!プリキュア5 GoGo! お菓子の国のハッピーバースデー」

 ここら辺から観客のテンションもだいぶん面白くなってくる(笑)
 ミラクルライトについて解説する前説フィルムの段階でミルクの呼びかけに元気よく野太い声で「こんにちわー」と返事をする会場一杯の大きなお友達(笑)

 もちろんココナッツ・メタモルフォーゼのシーンもいきなりミラクルライトの洪水!(笑)

 まあ音声を併せるとやっぱり笑っちゃうしかないんですが、普段の映画館では見ることの出来ない、プリキュアを応援する光の洪水はそれなりに感動的なものではあります。
 
 多かれ少なかれ他の作品でもやってはいますが、本作品はミラクルライトの奇跡が頻繁に描かれる作品でその辺の積み重ねからのラストのミラクルライトによるフォームチェンジはやはり盛り上がります。

 お菓子の国の大人達も「ドリーム!ドリーム!」と叫びながらミラクルライトを振りますので…映画館の大人達も黙って居る訳がありません。
 この辺になるともう疲労感や眠気や、プリキュア連続鑑賞によるテンションアップなどで客席おかしくなってますので(最初からおかしいよw)実に声援のテンション高いです。
 
 このあたりになってくると尺の取り方がアクション映画として実にいい感じです。
 反面渋い声で美味しいお菓子が食べたくて仕方ないだけのムシバーンが結構情けなく見えるのですが、デザート女王の涙を見るに、画面に映ってないところですさまじいドラマがありそうなんですよね、あの二人。
 その辺ジェンダー論に絡めて語ってる方が素敵な考察を繰り広げていたりしたのですが、おかげでラストにそそり立つ塔がもう男根以外の何物にも見えなくなるという弊害も(笑)
 ところでこのシーン馬越さんのカットなんだな、というのを今になって気付いたよ!

レモネードちっちゃく1コマしか入ってないよ、くらいに思ってた!ぬるいアニメファンだ。