みんなでごほうびパーティ!

そう言えばボーカルアルバム2の事をまだ書いてなかったので書く。
前述のアキバ鋼鉄製作所のREMIさん回と発売日が近かったとか、これに前後して林ももこさんのニューアルバムを購入したとかあって意外に聴きこんで無かった事情はさておく(笑)
 

ハピネスチャージプリキュア!  ボーカルアルバム2

ハピネスチャージプリキュア! ボーカルアルバム2

まあどうこう言って後期EDテーマ「パーティハズカム」と、番組も終盤に差し掛かってのテンション高いバトルが繰り広げられる中、高まった感情がめっちゃにこやかなアイドル歌謡で台無しにされることで定評のある「イノセントハーモニー」が目玉。うん、あのバンクの脈絡のおかしさは「堪忍袋の緒が切れました」からのめっちゃ笑顔変身を越えたね。*1
とはいうものの曲自体はそんなに悪くはない。むしろ…好き…(笑)
 
そんなイノセントな思いが高まったところで現れるのがプリキュアハンター・ファントムのキャラソンってすごい曲順だな(笑)例によって世界を絶望に陥れる目標を切々と唄い上げます。川瀬智さんの速弾きはどうかするとファントムのボーカル以上に聞き所。まあそれよりアルバム発売になってから一週間もしないうちにファントムがファンシーなファンファンの姿に戻っちゃった、というのが一番のおもしろポイントなんですが。
 
また、めぐみ、ゆうこ、誠治の三人が歌う「友達という魔法」が結構ハピネスチャージプリキュアらしい曲で、女性キャストに好評な誠治くんの甘い歌声で子供の頃からいつも一緒だったのにめぐみがあの子が自分の事を見てくれない時は少し切ない、と歌いあげるとすかさずゆうゆうが「アメちゃん食べて元気出せ」と空気読んでるのか読んでないのか分からない反応を返すあたり、妙な可笑しみが生まれてます(笑)
 
ほかはボーカルアルバム1では、割りとおすましな感じのキャラソンだったヒメルダさんが割りと元気一杯に、でもやはり時折くじけそうになる初期のキャラも残しつつ「がんばれがんばれ私」と自らを鼓舞する「プリンセス・ストーリー」がお気に入り。
 
ゆうゆうのソロソングその2「おいしい愛がある」は…正直「しあわせごはん愛の歌」のインパクトを超えられなかったな…という印象。
他全11曲入り。
 
もっとも、ボーカルアルバム2のおいしいところは大体ボーカルベストに入ってるし、ファントムソングを聞いてみたい、とか吉田仁美嬢や仲谷明香が好き、という訳でなければ今からならこっちで済ませるのも有りかと思う。
これまたボーナストラックで新曲のアローハプリキュアのキャラソンが入ってくるんだよな。
まあこれは配信でバラ売りしてくれるとは思うんだけど。
ハピネスチャージプリキュア!  ボーカルベスト

ハピネスチャージプリキュア! ボーカルベスト

製品詳細|音楽|株式会社マーベラスAQL
 
ただ、ボーカルアルバム1に関しては以前書いた気もするが「トキメキOne Two Three」が実に味わい深い曲なのでマストバイ!
ハピネスチャージプリキュア!ボーカルアルバム1

ハピネスチャージプリキュア!ボーカルアルバム1

*1:ハートキャッチプリキュア!のデザトリアン戦は実は悩み相談だから笑顔で相手を安心させなくてはならない、ということで一応納得してる。最後はでかい女にげんこつで潰されるとしても