Sat
<これまでのあらすじ>
白黒時代のプリキュアの幸せと不幸は8話にして物語の盛り上がりの頂点を極めてしまったこと。
ここでプリッキュアの魔法☆から逃れられなくなってしまった大きなお友達は数知れませんが、次年度の日常パートと戦闘パートの分離っぷりを思うと制作サイドも8話*1に呪縛されすぎたな、ってのもちょっと感じるのです。
<しゅごキャラ!>11
ぐほっ!(吐血)
せっかくの水着回がスキーに変更だと!?(血涙)*2
と言う訳で水着と浴衣が素敵だった2巻の合宿話がアニメ化です。
- 作者: PEACH?PIT
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/12/28
- メディア: コミック
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あと温泉混浴シーンも!!足湯だけどな。
まあ、戯れ言はともかく、この回のテーマは秘密道具にばっかり頼ってるのび太君はいつまでたっても大人になんかならないよ、というところにありまして…主人公だからと言って…むしろ主人公だからこそ、苦しい鍛錬があればこそなりたい自分になった時の感動があるんじゃないか、一生懸命に物事に取り組んだら目標に届かなくても全力で取り組んだ達成感は残るよ、的な…しゅごキャラ補正による超能力を真っ向から否定してる回なわけで、しゅごキャラ自らが主人公補正のズルを糾弾しちゃったらもう主人公は大人にならざるを得ないじゃない。
「どうせできない」
「むいてない」
そんな口ぐせの自分…あむちゃんは好き?
まあアニメ化されるほどの人気作なんでこっから一年以上続いて居る訳で、みんなの夢を守るという事を軸に話を進めながらも、4体目のしゅごたまの×キャラ化で成長の余地を分かりやすく提示するあたりの話の運びは上手い。
それはともかく原作の合宿でなでしこさんが泳がなかったっていうのは伏線だったんだね!と、どうも並ぶと一番背が高い彼女を見て思ったことであります。
電脳コイル(再)2
後半から見始めたもので、この番組の感想は情緒面ばかりを書いてきましたが、1,2話を見た印象としては、すんごい情報量の詰まったビジュアルが押し寄せてくる、ってこと。
手あかの付いた言葉で言えばセンスオブワンダーってやつ。
現在からは手の届かないほど電脳技術が進んだ世界が舞台なのに、まるっきり現在となんら変わりの無い背景、むしろ古い神社が町のあちこちにあるようなちょっと古くさい感じの町並み*1で、妖怪みたいなイリーガルは出るわ、ゼロイドみたいなキューちゃんは飛んでくるわ、コンピューターおばあちゃんはなんだか変なにょきにょき工場を建造するわの…どえらい世界に迷い込んじゃった酩酊感を次から次に味併せてくれるビジュアルショックはSFアニメの掴みとして超ストライク!
反面、メガネが高度にビジュアル化されたネットの端末で、この番組の不思議な出来事はメガネを付けてる間だけの出来事なんだよ、ということの説明はメガネを外すと霧が見えない一瞬の描写だけで、やっぱり小さい子には分かりにくいんじゃないかと思いました。
もっともこの番組で一番描きたかったのは、ついつい自分のことだけを考えて他者を傷つけてきた二人の女の子がお互いの事を大事に思う様になる過程なのでそんなことはわからない人には分からなくてもいいんだ、とは言えるか。
もう新規ファンなんかいらない
えーと、もう新たな子供ファンなんかいらない、という意気込み*1で下ネタ満載の吹き替えが楽しいビーストウォーズ・リターンズですが、現在テレ玉(地上波)で夕方に放映中だそうです。チャレンジャーだな。
触手もの大好きなお父さんお母さんはちびっこに「淫獣ってどういう意味?」とか尋ねられても慌てずに適当に誤魔化して頂きたい(笑)
*1:DVD1巻のコメンタリーより