トランスフォーマー
初日に見て参りました。
まあ面白い映画とは言えるんじゃないでしょうか。
やっぱり"トランスフォーマー"では全然ないんですけどね。
まあそのTFらしくなさ、を逆手にとって映画として面白いのが前半部分で、
人間に気付かれずに地球に潜んだエイリアンとのファーストコンタクトを描いております。
古典的なテーマなんだけど、映像が進化してる分「うおっ!」感はバッチリ
で、軍人さん、へっぽこ学生、ハッカーの3視点から話が進むんですが、
そのうちオートボット(サイバトロン)と親しくなるのがへっぽこ学生で、
ここのパートの主人公とバンブルビーの友情が勇者エクスカイザーぽかったりして
ちょっといいのですよ。(ヒロインはちっともコトミちゃんぽくないがw)
で…クライマックスシーンは…もう何がなんだか…
ゴテゴテと変な形で地味な色のロボが超スピードで組んずほずれつなんで…さっぱり…
続編やるんだったらもっと箱箱しいデザインに直せよな
ディセプコン(デストロン)側のロボは「クライマックスだから」と呼ばれた奴らばっかりで
乱戦の中で全然識別が付かないのだった(笑)
しかもパンフ買っても全然ロボの識別表が付いてないという不親切ぶりで…金かえせ!
このパートでおもろかったのはメガトロン様がスタースクリームと数千年ぶりの
再開シーンで開口一番「またしくじりおって」「お許し下さい」だったこと(笑)
やっぱりこういうノリこそがトランスフォーマーなわけで、全員揃ったら黙々とプロレスやってるばっかりで
全然漫才やってくれないあたりは激しく不満なわけです。
吹き替え版はもっとアドリブで変な事言っても良かったろうに(笑)
そういうノリの作品だから、当然場面転換の時にサイバトロンとデストロンのアイコンがひっくり返る例のアレもなしでした。
ぶっちゃけTFのアクションシーンなんて正面からドンパチやってるだけでいいんだよw
そういうわけで、TF全然知らない人がロボの識別だけ出来るようになってから見れば楽しい作品ではないかと…
来ないな、そんな客は(笑)
レイトショーなのに子供客も居た辺りは頼もしかったですが。ああ、子供は結構事前情報で頭一杯にして来るかもなぁ。
突っ込み所満載ですけどまあ公開間もないのでネタバレ回避って事で放っておく。
本作売れて、ザ・ムービーのDVDも\1980とかで再販になったらイイナ!