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<これまでのあらすじ>
プリキュアのラスボスってあまりに思想が過激すぎてなんで世界を滅ぼしたりしたいのかよくわかんないのが多い。そんななかにあって5系のラスボスはなんかみみっちい欲望で動いていた庶民派悪人だが、出番が少なすぎてやっぱりなんであんなに必死にそんなもの欲しがるのかイマイチ理解できなかった。
 
バトルスピリッツ ブレイヴ20
例によってクラッキーとダンがバトルを通して友情を再確認するげなエピソード。
ちょっと一作目のノリだね。
だが11ターン(ダンの手数で言うと5,6ターン)で一枚ずつしか入ってない十二宮Xレアを3枚ともずらずら並べるイカサマ臭いカード回りもいつも通りで見てて引くわ。
というかXレア並べてゴリ押しで勝利とか、ダンさんもうほとんど悪役の戦法です。
 
グロッキー?ノー、クラッキー!とナチュラルにギャラクシー渡辺ネタをかますオチが可笑しい。
プリキュアではゆりさんが過去の栄光に縛られず自分の人生を歩き出そう、的な事を言ってる裏で過去の栄光を快く思わぬ無責任な大衆に、お前らがイカイオーを連れてきたんだろう、的な中傷を受けていた魔ゐさんたちの…魔ゐさんはそれでなくてもブログにはファンだけではなくアンチファンも多かったんじゃねえの?(笑)…扱いはザンボット一家かよ
  
ハートキャッチプリキュア最終回
なんだろうね、
「憎しみが尽きないのは、私たちの愛がまだたりないから」
のあたりはうっかり感動しちゃってたんだけど、ムゲンシルエットさんの
「くらえ、この愛、プリキュア・こぶしパーンチ!」
には涙目で爆笑せざるを得なかったwwwwwwwwwwww
この辺掘り下げるとネガな感想になるので略す。

 
実際問題として悪意よりも善意で起こる争いの方がタチが悪いのだけれど、まあ子供番組でそこまで生々しい描写は必要ないかな。
などと余裕ぶったことを書いてはみるが、実際の所日曜はハートキャッチのみんなとのお別れに茫然自失の状態でライダーショーにもZ旗のライブにもうちやえゆかさんのライブにも出かける気力が湧かなかったよ。
 
それにしても、地球を砂漠にしてしまいたくて仕方ないデューンさまの怒りとは一体なんだったのだろう、ってのは気になるところ。
世界を砂漠に、という言葉からは虚無感のようなイメージもあるんだが、ムゲンさんは「怒り」と断定しているのでそうは言い切れないものがあるんだよなぁ。
こぶしパンチを喰らったあとハートを受け取って微笑んで居たところをみると本当は愛が欲しくて仕方ないが諦めてるんだか、素でやり方がわからないんだかでけまらしい気分で暴れる非モテだったって事?
だがいざその愛を手にした途端消滅しなければならない、ってところがまた怖い。
まあデューン様は嬉しそうに散って行ったからいいんですが、うっかり非モテが愛など求めると酷い目に遭うぜ、という解釈でいいのかな?やっぱプリキュアって怖いぜ。
劇場版のラストで散らばったサラマンダー男爵の魔力(?)が一面の花畑を作った所をみると砂漠化した地球は光になって散ったデューンの力で元に戻ったってことか…ならばデューンが彼自身の意志で地球を救うために身を投げ出したという見方も出来るが、やや唐突だ。
この辺を頭の中でどう補うかに人間性があらわれそう(笑)
草も木もない宇宙に花を咲かせたい、とテラフォーミングを夢見るつぼみさんですが、なんか地球型の大気が害毒になる宇宙の原住生物と星間戦争を引き起こす続編が目に浮かぶぜ。
…本当ネガティブな受け取り方でごめんなさい。

 
でも一年間追っかけてきてとても楽しかったし大好きな番組でした。プリキュア好きで良かった!
ありがとう。そしてさようなら。