キュアサイクロンジョーカーエクストリーム登場

<これまでのあらすじ>
どっちにも言えるんだけど、設定凝りまくったあげく、超大作のダイジェスト版とか最後の30分とかそういう作りになっちゃいがちな中二病はプロでも油断すると感染するのだなぁ。
 
天装戦隊ゴセイジャー エピックオンムービー>
普通に面白くてゴセイジャーなのに!?と驚いた。
ストーリーはまあどうでもいいんだけど(とは言え短い時間の中で結構ちゃんと展開する)、吊りを多用した香港映画テイスト溢れるアクションが魅力的。
2クール目はだいぶん改良されたが、やっぱり印象深い1クール目のピンチになったとき何のドラマもなく拾ったカードでなんとなく勝つ、ではなく絶望的な状況でも諦めないヒーローの心にヘッダーが答えた、と見れる形に作ってあるのが気持ちいい。(普通)
 
仮面ライダーW 運命のガイアメモリAtoZ>
これまた劇場版だけあって派手で切れのあるアクションの連続!
ちびっ子たちも座席から身を乗り出して夢中になっていたぞ!
 
お気に入りはマスカレイドとWのバイクチェイスシーンのクライマックス、吊られて止まったハードボイルダーにマスカレイドたちがジャンプアタックするシーン。カメラワークのおかげですごくダイナミックに動いて見えるんだよね!。
こちらもまあお話はどうでも(笑)女の依頼人に鼻の下を伸ばす翔太郎、というパターンを外して母への愛に飢えてるフィリップが熟女に騙される展開には本編のファンはにやりとするところ。
 
ラストバトルに関しては薄味でドラマ性を重視するあまり、名前も覚えてない影の薄い劇場オリジナルライダーがろくに戦いもしないうちに仲間割れで死んじゃうんじゃないか?と変な意味でハラハラしたが、ちゃんと戦ってた。
その白いライダーとの最終決戦で、風都のみんなの声援で羽根を生やしてパワーアップするWの姿はどう見ても劇場版のプリキュアです(笑)ミラクルライトよこせ!
いいシーンなのに映画館爆笑してる人がそれはプリキュアが好きで好きでたまらない人なので許してやって欲しい。