A

<これまでのあらすじ>
やー、一月は全然はてなダイアリー更新出来なかったな。って話は後で。 
 
聖闘士星矢Ω42
学園長やソニア戦は面白かったのだけれど水瓶座についてはなんだこりゃと言うしかない感じ。学園長はすごく気持ち悪いロリコンキャラ(とは言え今や沙織さんも三十路近いのかしら)だったが光牙の攻撃にアテナの小宇宙を感じて幸せそうに散っていって良かったですね、うーん。
 
バトルスピリッツ ソードアイズ>20

とか言ってたら本当に手足の自由を奪われてる間にちゅーされたりして驚いたんだけど、これまでカードバトルに負けたのに暴力で強硬突破するというおおよそホビー漫画の主人公がやっていい事じゃない行為を支えて来たブリンガーがまともにカードバトルしてて味わい深い。
もっとも彼が抜けても忍者や武闘家が仲間に居るから、あの路線は変わらないかもね。
 
ハクアから購入した忍者道具(のおまけ)を使って四苦八苦して城に潜入した忍者さんを追ってやって来たはやて丸…って最初からいつもみたいにはやて丸に乗ってれば簡単に潜入出来たんじゃねえか!というところに気付かない忍者さんのアホさ加減は好きです。 
 
スマイルプリキュア!最終回

 一月に入ってからの展開は好みじゃ無い部分もありつつ、全体としてはそれ程嫌いじゃない。
 特に先週のピエーロ戦に関しては素敵動画がほとばしっていて良かった。
 
 最終回についてはプリキュアオールスターズDX3にそっくりな話だった事自体はそれ程問題とは思わないのだけれど(正直映画を見たちびっこがまだどんな話だったか覚えているかどうか疑問だし、さらに言えば視聴者全員が映画を見に行った訳じゃないのだ、人数が少ない分敵をほったらかしで悩んでるシーンが短くなって映画より良くなってるとさえ言える)、やっぱり最後の変身とか二度と会えなくなるとか言った舌の根も乾かないうちにプリキュアオールスターズニューステージ2のCMが入る締まらなさと言ったら無い。
 
 非日常世界を冒険した子供主人公が異世界と決別する、というのは子供時代との決別…大人への成長を象徴している部分も多分にあって、決して異世界の友との別れというのは喪失だけを意味しては居ないと思う。
 そう言う意味でキャンディが戻ってきて永遠に子供時代にプリキュア達を閉じこめてしまうグロテスクなエンディングは正直大嫌い。好きな人はピーターパン、か…
 声変わりが始まったフィンガーファイブに女性ホルモンを注射して「商品価値」の延命を計る動きがあった、なんて話を思い出しちゃうよ。
 プリキュア5の時と同じように漫画家を目指すやよいさんの目標が達成される日は永遠に来ないのだ。 
 
 主人公が中学校を卒業する場面で終わったふたりはプリキュアMax heartについては彼女たちが大人になった姿を想像する事も出来たが、オールスターズ映画が始まってからはもうそれは出来なくなってしまった。
 商売のために夢に向かって努力する子供達を永遠に子供時代に閉じこめる大人の世界マジ恐い。
 
…もちろんどうこう言って毎年オールスターズ映画を見に行ってる私自身も気持ち悪い側の大人です。

 
とはいえスマイルプリキュア、全体にそんな嫌いな番組じゃなかったですよ、特に馬鹿っぽい逆転勝利のテーマ曲(「勇気のプリキュア」)と「大丈夫」ブライアンを産み出した、ってだけでも評価されるべき。
 これも先週分の対ピエーロ戦の感想になるのだけれど、序盤の必殺技を一発空振りして行動不能になっていた頃からの著しい成長は頼もしかったです。必殺技を連発していたのはご都合主義ではなく、彼女達の成長が「気合い」のキャパシティを広げているのだと素直に感じられました。(夏の“最終決戦”はそうでもなかったんだけど)