いよっ!お大尽っ!

何度か書いてますが、この夏はメタルマックスの17年ぶりのシリーズ最新作を遊んでいたというか、遊ばれて居たというかそんな感じに過ごしておりました。

メタルマックス3(通常版)(特典なし)

メタルマックス3(通常版)(特典なし)

9月30日に開催された、メタルマックスシリーズの作り手が集まってのトークライブも見てきましたが、トークの内容もさることながら、会場一杯に集まったMM好きの発する熱気がなんとも楽しかったことです。
訳の分かんない(実にMMノリと言える)紙芝居を作って披露したり、来場者プレゼント用の原画を準備して下さったキャラデザの山本貴嗣先生など実にノリノリで、作り手にも愛されてるんだな、というのがひしひしと伝わってきましたよ。

内容についてはまとめサイトがあるんであんまり詳しいレポは書かない方向で
http://woodbox.s111.xrea.com/index.php?u=metalmax/20101003_mm.htm
画像はツイッターの生中継にいいのがあるね。
http://togetter.com/li/55435
 
録音、撮影、実況ツイートOKのこの手のイベントにしては珍しい太っ腹さで、客席から「いよっ!おだいじん!」*1の声を発するお調子者が笑いをとってたりしました。(俺w)
印象深かったのは、世間で好評の敵味方の弾丸が乱れ飛ぶDモード戦闘は、プログラマーの田内氏が勝手に作って遊んでたら、これいいね、と言う感じで製品版にも残った、と言う話、こういうノリの仕様変更は他にも色々あるようで、そういうライブ感の残ってる製品って実にいいね。
戦闘中や移動中のコマンドパネルをプレイヤーの好きな様にカスタマイズ出来る機能なんかもその一つだったと思いますが、他にも移動速度が当時の他のRPGでいう「駆け足」が基準のスピードだったり、街のキャラクターを押してどかせる事が出来たりと、そういう親切設計が嬉しかったことを思い出します。
若き日にWizardlyの楽しさについて堀井祐二と散々語り合ったというみやおうの面目躍如と言ったところか。
  
また、2のBGMって実に音色が素敵で、通常戦闘のBGMって今でも色あせない魅力があると思いますが、データイースト(当時)の社員と音楽担当の門倉さんとの間で最初の内は反目があったようですが、あの(へぼい)音源でこんな音色を作ってきやがった!的な驚きと供に暖かく受け入れて貰えた、なんてはなしも(これは多分1作目の話でしょうが)印象的でした。
 
しかし、開演20分前くらいには駅前に着いてたんだけど会場が探せずに遅刻してる間に来場プレゼントのお尋ね者賞金ポスターは無くなってたりしてガカーリだよ…まあ平日なのに初めから見れただけでも良しとする。
 
web上で(あんまりゲーム自体には関係ないが、あの世界観を使った)漫画も連載中
http://www.famitsu.com/comic_clear/se_mm3/
 
さて、3はようやくグラトノスを倒して、2週目(いわゆる強くてニューゲーム)をはじめようかな…ってあたりなのですが、初回プレイでアイテムパターンがCだったのでバカ高い最強エンジンを買いあさるか、それとも2週目に入ろうか…ってあたりで若干迷いがあります。
今回乗れる車両の種類も増えましたが、結局まともに使えるだけの改造をやろうとすると資金難に陥るので、結局シナリオ進行中には乗れないやつ(例のアレ)とかも出てきてその辺は残念な所かなぁ、という気もいたします。
後あれですね、前にも書いた様な気がしますが、インテリアを贈ることが出来る女性キャラ2号さんが今回実に魅力的何ですが、行方をくらましがちで、最終決戦手前にならないと定住してくれないあたりも残念だったかも。
とは言え、実に楽しく遊ばせて頂きました。次回作も待ってるぜ!出来れば次は17年先とかでなく。
 

*1:ゲーム内の酒場で店内の客に酒をおごったときに聴ける台詞の一つ。ちなみにこの"おだいじん”コマンドを実行することによるメリットはほとんど無い(笑)賞金首を倒した時などお祝い気分を盛り上げたい時などにどうぞ。そういや2はエンディングで累計お大尽額とか出てたが、3ではなくなっちゃって残念。何のための周回システムかw