何か素敵な事が始まった。て、そう思ったんだ。
プリキュアの作画にバラツキがあるというのはまあ、連続テレビアニメとしては仕方が無いことかな。とは思いますが、
大きなお友達が大人の鑑賞に耐えうるテレビアニメを望むのは自然なことなんじゃないかと私は思います。*1
身も蓋も無い言い方をしてみれば、テレビアニメなんて所詮玩具の宣伝フィルムなんだから
ガキに媚びてなんぼ、って事なんだけど。そんな言い方って、愛が無い。
無いなぁ、時々ビックリする程冷たいです。冷え性なんです。
そんで靴下履いて寝て、暑くて布団けっ飛ばして目覚めたりします。
なんか脱線した。
ロミオとジュリエットの回でアニメ番組はL字ニュース付き、CMにはいるとフル画面、という生々しい放送形態だったのは忘れようったって忘れられないです。
ああ、CMを流すためにアニメを作っているんだなーって実感を肌で感じました。
だけど僕はフリルをはためかせながら降り立ったおへその可愛いスパッツの似合うあの子に出会ってしまった。
1話で燃え燃えの戦闘BGMに魂を揺さぶられた。たまに繰り広げられる凄いキュアアクションに魅せられた。
8話でヤケに生々しい絶交と彼女たちを支える家族や友人たちを見てしまった。
心を持たない少年が少女の真心に触れ、自分自身の感情に戸惑ってしまうところも見てしまった。
うっかり大人向が見て面白いドラマをやった番組を見るときに
今更子供番組なんだから細かい事を気にするな、ったってそんなの無理無理無理。
あとあれですよ、いくら子供が好きになったって財布の紐握ってんのはお父さんお母さんですから。
大人の鑑賞に耐えうる作品と子供達が大喜びの作品との両立を望むのは、制作サイドとしても無意味な物ではないはずです。
来年度はもっと大きなおともだちも喜ばせてくれよぅ!
* 1/25ちょっと発表時の文章に手を加えました
あとからトラックバックとかでお越しの方には話の経緯が解りづらくなっていると思われます。